演劇

TBS情報番組「エン活!」

さとみちゃんの主演舞台「ピグマリオン」の製作発表会の模様が、TBSの”ショウビズ”情報番組「エン活!」で紹介されていました。さとみちゃんのイライザ、可愛いですね。(´∀`*)

製作発表会のインタビューでさとみちゃんは、「英語で汚い言葉を、日本語でどういう風に汚くするんだろう」と思っていたと言っていました。

自分もここは気になっているところで、「ピグマリオン」の原文(英語)でイライザは、ロンドンの下町言葉であるコックニー方言というものを話しているのですが、日本語の方言と違い、地方の言葉ではなく東ロンドンに済む労働者階級の人たちの言葉なのだそうです。

例えるなら、東京都の大田区の住民と千代田区の住民の話す言葉が違うって事。(大田区の人が労働者階級といっているのでは無いので誤解しないでくださいね、ただ、下町っぽいイメージはあります)。(^_^;

階級によって話す言葉が違うというのは、日本人には理解しがたいことですし、対応する言葉が無い以上、どんな既存の方言を使っても必ず違和感がでるかなと思ったんです。

そこの所をどのように表現するのか、「ピグマリオン」の和訳本(バーナード・ショー名作集、白水社)を読んでみたのですが、男言葉と不良言葉を交ぜたような言葉遣いに訳されていました。

これは、これで、雰囲気は伝わっていてよかったのですが、ヒギンズのセリフにある、「キャベツの腐ったような、場違いの、恥っさらしの英語」を伝え切れていないように思いました。

今回、完全に新訳の台本で演じられるとのことで、イライザの下町言葉がどのように訳されているのか、自分的には注目点の一つです。

さて、製作発表会見後の単独インタビューで、さとみちゃんが、「ミュージカルかと思って最初とても不安だったけど、ストレート(歌踊りの無い劇)と知って、すごくワクワクしています。」というようなことを言っていて、歌が苦手なさとみちゃんらしいなと思いました。

また、ヒギンズ役の平 岳大さんも、「マイ・フェア・レディの原作と知っていたので、『ピグマリオン』の方か、歌わなくていいんだっていうのがホットしました。」と言っていて、平さんも歌は苦手なようですね。(^_^;

舞台まで、あと1ヶ月ちょっと、わくわくしながら待ちたいと思います。

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