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内村とザワつく夜 石原さとみも唖然…私の隣の嫌な女に一言言ってやりたいSP 感想

さとみちゃんがゲスト出演していた、「内村とザワつく夜」を見ました。

番組の内容は、実在の視聴者の女性が体験した、女同士のザワザワするような出来事を、女装した芸人達がVTRで再現すると共に、その場面を芸人達が考えた”ガールズジョーク”で解決し、それをゲストを含む女性陣が”スッキリ”と”ザワザワ”で判定するというものでした。

さとみちゃんは、袖の長い薄い青紫色のニットのセーターを着ていたのですが、長めの袖をあまらせて着る、いわゆる萌え袖という着方をしていました。番組の途中で流れるアイキャッチで、この服装でセーターの裾を引っ張るような仕草をするさとみちゃんが映るのですが、これが、めっちゃ可愛いかったですね。

冒頭、内村さんに「この番組をご覧になったことはありますか?」と聞かれて、「ないです」とハッキリ言うさとみちゃん。(^_^;

内村さん初め芸人さん達の、”可愛いから許す”的なリアクションが、面白かったです。

最初のエピソードは、バイト先の店長と付き合っていた相談者の女性が、その店長と交わした携帯メールを、同僚で一番仲の良かった女友達に勝手に見られ、なおかつその内容を、店長の元カノのバイトチーフにばらされ、しかもその理由がチーフに媚びるためだったというものでした。

このざわつく瞬間を解決するガールズジョークは、その同僚のニオイを嗅ぐしぐさをして、「初めて金魚の糞見るからさ、どんなニオイするか気になっちゃって、糞だから流さないとね」と言ってコップの水を顔にかけた後、「人のメールを見る前にかがみでも見に行けば!」という言葉を叩き付けるというものでした。

ざわつく瞬間を解決するガールズジョークということだったので、私はてっきり、笑いの方向へ持って行くのかと思っていたのですが、ジョークと言うより、相手が絶句するような一言を言い返してスッキリするという番組だったんですね。

このガールズジョークに、さとみちゃんもスッキリ、私も(コップで水掛けを)やりたいと言っていました。

次のエピソードは、相談者の女性が女友達に好きな男性に告白をするように促されて、勇気を振り絞って告白したら、実は、その女友達と好きな男性が付き合っていて、女友達は、彼氏が浮気をするかどうか試しただけだったという内容でした。

さとみちゃんも、感想を聞かれて、「本当ムカツク」と憤っていましたね。

この状況を解決するガールズジョークは、「青色に赤をまぜたら本当に紫になるのかな」といいながら、相手の青い洋服に、赤いジュースをかけ、「あれ、洋服じゃ全然ならないね、試せて良かった!ありがとうヒトミお疲れ様でした」と相手のセリフと同じことを言うというものでした。

このガールズジョークに居並ぶ女性陣の半分以上が納得いかない様子、洋服は洗えば元に戻ってしまうので、あれくらいじゃスッキリしないというのがその理由だそうです。

さとみちゃんも、最初はスッキリをあげていましたが、やっぱりこっちかもとザワザワに変更していました。その理由は、「かけられたとしても、『見てこれかけられちゃったぁ』てまた男の人に言ったらヤダ」と相手がいちゃつくだけなのが許せないようです。

じゃあどうすればいいのと聞かれたさとみちゃんは、「こういう(悪い人の)噂はすぐ回る、でも、良い噂ってなかなか広まらないじゃないですか、だけど、辛抱強く良い人を貫く」と、何となく実体験からにじみ出てくるようなトーンで、良いことを言っていました。

これには内村さんも、「さとみちゃんは先の先をよんでますね。将棋をやりなさい」と軽く突っ込んでましたね。

3つめのエピソードは、相談者の主婦がママ友たちの集まりで、リーダー的立場のママ友の子供のゲーム機がなくなり、実はママ友の一人が盗んでいたのだが、そのママ友は引っ越していく相談者に罪をなすりつけてきたというもの。

この状況を解決するガールズジョークは、罪をかぶって欲しいと行ってきたゲーム機を盗んだママ友に対し、「詳しく話を聞かせて」と言って、家に招き入れ、ゲーム機を盗まれたママ友を呼んで、「盗んだのは私なの、でもゲーム機じゃ無くて会話を盗んだ」言ってICレコーダーを取り出して、ゲーム機を盗んだママ友との会話を聞かせるというものでした。

さとみちゃんは、ザワザワを上げていました。

そして、次のエピソードに行く前に、さとみちゃんが過去に実際に体験したことで、今も心に引っかかっているザワザワした出来事を、キングオブコント2013王者のかもめんたるが完全再現したというVTRが流されました。

その内容は、さとみちゃんが親友に彼氏を紹介すると言われて会ってみたら、その彼氏が、”やばい”感じの人で、さとみちゃんは凄く心配だったというものでした。

かもめんたるの演じる親友の彼氏が完全にイっちゃった人(^_^;で、これは確かにヤバイと思いましたが、さとみちゃんは「こんな人じゃないですからね!」と否定していて、さすがにそこまでひどい男では無かったようです。

実際に、彼氏の外見を見たさとみちゃんは、「この人は危ないんじゃないかな」と不安になったけど、「でも、ギャップっていうものがある 人間には、と思って、いっぱい質問すれば、こんなに誠実なんだと思うかも知れない」と、その彼氏を質問責めにしたそうですが、「見たまんまの人で」と、がっかりした様子で話していました。

その彼氏が、よっぽどちゃらちゃらした外見だったのかと想像するのですが、「薄かったから・・・」と、さとみちゃんが言っていることから、過去から蓄積した深みも無く、未来に向かって努力しようという気概も感じられる男ではなかったということでしょうか。

内村さんに「その後どうしたんですか」と聞かれたさとみちゃんは、「はっきりいいました。大切な友達だったので」と、彼氏が帰った後、彼氏の良い点と悪い点を親友にハッキリ伝えたと言っていました。もっとも良い点は、「肌がきれい」な所だけだったというオチが付いていましたが。

そして、最後のエピソードは、仕事一筋に生きてきた相談者が手塩にかけて育てた後輩が、これからというときに自分に相談することなく結婚退職することを聞いて、落ち込んでいた所に、さらにその後輩が、「いやじゃない、あんな仕事だけの女」と影で自分をバカにしていたということを知ったというものでした。

この状況を解決するガールズジョークは、その後輩が退職するまでの1ヶ月間に抱えきれないほどの仕事を与えて、「私があなたにあげられるご祝儀って仕事くらいしかないから」と言うというものでした。

さとみちゃんは、スッキリを上げていました。

最後にさとみちゃんから舞台「ピグマリオン」の告知があり、「ヒギンズ教授とイライザが先生と生徒の仲で、男女問題はどうなったのという、そこらへんのざわつきも・・・」と番組に合わせたコメントをしていて、伊藤あさこさんに「告知が上手ね」と褒められていました。

番組の内容自体は、ある意味女性のいやな部分を見せつけられるということで、男としては勘弁してと言いたくなるところもありましたが、さとみちゃんの親友を思う優しい気持ちであったり、良いことを続けていけばまわりもいつかはわかってくれるという信念であったりを知ることができて良かったです。

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