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フジテレビ月9ドラマ「失恋ショコラティエ」第11話(最終回) 感想

ドラマ「失恋ショコラティエ」終わっちゃいました。なんか、気が抜けたというか、あまりに普通に無難に纏めていたので、がっかりというか、爽太には、「正も誤もないこれが恋だ!」のまま突っ走って欲しかったのですが、やはり、月9で不倫略奪愛は無理だったようです。

結局バレンタインデーイブの夜にもどって、もともと爽太が想定していた「ごめんなさい」の状況になっただけですよね。そういえば、月の満ち欠けの時間軸が逆だったんだ、あれは、このこと(時間が戻ること)を暗示していたのでしょうか。

紗絵子が爽太に抱かれた理由が現実逃避だけで、本当に好きだからではないというのは、私にとっては軽くショックでした。あれだけ思わせぶりな行動をしていてそれかと、いや、自分が初めから「紗絵子は爽太が好き」と決めてかかって、その先入観でいろいろ分析して一人で悦にいっていただけで、とんだバカだっただけなんですが。

ドラマ中で出てくる「マリエッタ」というタイトルの演劇は存在しないようですが、マリエッタが出てくる「死の都」という物語があり、あらすじを読むと、主人公がマリエッタに誘惑される所といい、すべてが幻想であったと気付き、街を離れるという結末といい、ドラマ「失恋ショコラティエ」は、この物語のオマージュなのかと思うような内容でした。

「ショコラ・ヴィ」の2階で起こったことは、紗絵子との事はすべて幻想、二人は現実に戻って、それぞれの生活を続けていく。BPO的にはそれでいいけど、ドラマとしては、ハッキリ言って面白くないです!

ちょっと、がっかり感が大きいので、今回はいつもの長文感想はたぶん書かないです。

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