5→9~私に恋したお坊さん~

月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」 第6話 ネタバレ感想

月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」第6話を視聴しました。

なんだろこの楽しさは。毎回笑わせてくれるし、潤子の明るさと可愛らしさに癒やされるし、高嶺の真っ直ぐさには心打たれるし、ストーリー展開がうまいし、さとみちゃんが出演してきたドラマの中でも一、二を争う楽しさです。

それでは、たいへん遅くなってしまいましたが(もう第7話放送直前)(^_^;、第6話のネタバレ感想を書いておきます。

紳士な高嶺

高嶺の「私の事お好きですか?」という問いに答えられなかった潤子。自分が本当に高嶺を好きなのかまだ分からない様子でした。そんな潤子に「帰りましょう」と言う高嶺。

うーん、まさかの私の当たらないはずの予想が当たってびっくり(^_^;

潤子のあの濡れた瞳と艶めかしい唇の誘惑に打ち勝つって、潤子の着替えから目をそらしたシーンといい、高嶺「とことん紳士かよ!」って思いました。

このドラマのいいところの一つは潤子と高嶺の間にセクシャルな雰囲気を感じない所だと思っているので、先週の最後の場面は無かった方がよかったと思ってました。結局お預けになるのなら、メリーゴーランドの前で潤子が「帰りたくない」のあと目を瞑ってキスを誘う、キスしようとした高嶺が寸前でやめて、あとは第6話の流れでよかったと思います。

たぶん二人のラブシーンで視聴者を釣りたかったのかなと思うのですが、今、このドラマを見ている人たちはそういうものは求めていないと思います。まあ、高嶺の評価が高まったという効果はあったかも知れませんが、逆に潤子が軽い女に見えてしまったことは失敗だったのではと感じました。

ともあれ、高嶺の「大切に取っておきます。あなたが私の事を本当に好きになってくれるまで。」のセリフから、やはり最終回で潤子「あなたの事が好き」、高嶺「初めて好きって言いましたね」からのキスはありそうですね。

潤子は実は嫉妬深い?

桜庭家を訪れた住職の寺田光栄が高嶺の元カノについて話すシーン。

高嶺の過去の恋愛遍歴を聞いた時の潤子のあまりの驚きように、潤子は高嶺に女性経験がないと思い込んでいたんだなと感じました。潤子にとってはあそこまでやって高嶺に断れたというのは何気にショックだったはずで、自己防衛的に高嶺は女性経験がないから躊躇したんだと考えていた可能性がありますね。

この元カノのくだりで潤子が4番目のアンジャラにだけやたらと嫉妬心を抱いていましたが、なぜなんだろう?外国人ということで積極的なアプローチがあったと想像したのかな、結構あられもないところまで想像してたりして私には手を出さなかったのになによ、的な?

この後のELAでの潤子の「How would you apologize to someone for your thoughtless action.(軽率なことをして済みませんと英語で謝ってください)」という完全な八つ当たりの指示に高嶺が訳がわからず困惑しながら答えるところが面白かったです。潤子に「とっとと帰って下さい」と言われて(´・ω・`)しょぼーんといった感じで帰る高嶺に笑いました。

そう言えば、潤子は花嫁候補の香織の存在を知った時もちょっと不機嫌な感じで高嶺を突き放していました、その後は自分に一途な高嶺に安心していたのか香織の存在はあまり気にならなかったようですが、過去のことなのに高嶺に付き合っていた女性がいただけで今回の仕打ちですから、潤子は結構嫉妬深い性格なのかも知れませんね。

また、清宮といい潤子は相手に他の女性の存在を感じると不安になる習性があるのかも、「本当の事を知るのが怖い」、「断られて傷つくの怖くないんですか」と言っていましたし過去につきあった男性のことでトラウマがあるのかなと思いました。

潤子の成長って何?

潤子の祖母(幸江)の法要を高嶺が行うことになり、幸江の人柄を知りたいと言いだした高嶺に昔のビデオを見せることに。ビデオを見ていた高嶺が突然、ビデオカメラで潤子を撮影し始め、「これからは私が潤子さんの成長記録を残して差し上げます。」と言います。

高嶺はなぜ潤子に「成長記録」を撮ると言ったのでしょう?。普通なら「恋人時代の二人の思い出」とか、「結婚式のなれ初めVTR」とか言いそうなのに、敢えて「成長記録」と言ったのは、やはり潤子が成長する必要があると見ているということなんでしょうね。

潤子の成長ってなんでしょう?肉体的な成長ではありえないですし、やっぱり精神的な成長のことでしょうね。

では潤子の精神的な成長ってなにかなと考えるとわからないので、逆に精神的に未熟かなと思う部分を上げてみます。

①恋愛に対して自分の本当の気持ちがわからずフラフラしていること。
②ニューヨークに行くことが本当に自分にとって必要なことなのかどうか答えが見いだせていないこと。
③清宮が結婚していたことを知って真実を確かめようとせずに逃げ出して、一時の感情で高嶺をホテルに誘ったりしたこと。
④清宮に向き合おうとせず逃げているところ。

③は除いてこれらを解決することが潤子にとって精神的成長ということかなあと思いました。

笑わない人が見せる笑顔の意味

高嶺が幸江の法要の前に語った「幸江さんは皆さんの幸せそうな姿を見ていつも笑っていました」という言葉。高嶺の人に対する誠実さと優しさが溢れていて、このシーンはホントに良いシーンだと思いました。

幸江が笑顔をみせない理由はわかりませんが、普段笑わない人がふとしたときに見せる笑顔は本当に心からの笑顔なのではないでしょうか?

潤子は高嶺が自分と居るときも笑わないのが気になっていて、それが笑顔を見せていたかもしれない元カノへの嫉妬心にもなっていたけれど、ラストで初めて自分に向けられた笑顔を見たことで本当に心が通じ合えたような気がしたのかもしれませんね。

百絵とアーサー

この二人、アーサーは高嶺と清宮(三嶋も?)の相談相手、百絵は潤子の相談相手としての立ち位置が明確になっていました。それぞれの気持ちを知っているアーサーと百絵が情報を交換することで、お互いに必要なアドバイスができるというのは面白いと思いました。今のところ百絵のアドバイスはBL脳が邪魔をして役に立っていませんが。(^_^;

アーサーは高嶺を応援しているのかと思っていましたが、割と中立で清宮にもアドバイスしていたりもして、お風呂のシーンでは潤子を巡って対立する二人の緊張をやわらげようとしたりとお節介な面もありますね。

百絵は潤子に恥ずかしい所を全部見られた(この言い方は誤解をまねきそう)ことから、ある意味、初めて出来たBL好き以外のお友達というのが嬉しいのかな。

今のところ、この二人の恋愛はアーサーの一方通行な上、百絵がメガネを外した三嶋を見てBL的興味を示しているのでまさかの三角関係な展開!?はなさそうですね。

次回予告

高嶺の弟の天音が一橋寺に現れて、何もかも奪うと高嶺に宣言していました。

原作のような展開があるのか分かりませんが、あるとしたらイヤだな。

潤子は相変わらず高嶺に対する気持ちが恋なのかどうかわからないみたいですが、今朝流れためざましテレビの胸キュンイングリッシュで「いかん 会いたいかも」と言ったりしているので少しは進展するのかなと期待します。

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