5→9~私に恋したお坊さん~

いつからあなたのことが好きなのか自分でもわからない、けどきっと出会ったときからあなたが好きだ 月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」 最終話 ネタバレ感想

遂に月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」が終わってしまいました。ほんとに面白いドラマで毎回見るのが楽しみでした。ボケの高嶺にツッコミの潤子という夫婦漫才のようなコンビがこれから見られないのかと思うと凄く寂しいです。ラブラブな二人をもっと見ていたかった。

それでは、最終回の感想をストーリーを追って書いていきます。

高嶺から「あなたのことが嫌いです」と突然告げられた潤子が無意識にELAの清宮のもとに向かっていたので、第5話の逆パターンで「帰りたくない」があるのかと思いましたがアッサリ次の日になってました。

天音は前回言いたいこと言ってスッキリしたのかすっかりいい人になっていました。「兄さんは潤子さんのこと選ぶと思ってたんだけどな」と意外なことを言っていましたが、天音の計画は高嶺に潤子を選ばせて一橋寺の住職の座を諦めさせた上で、自分が住職になり実権を握った所で一橋寺を解体するというものだったということでしょうか?どおりで潤子を奪おうとはしなかったはずです。

潤子が家に帰ると相変わらず桜庭家の食卓は賑やかで、落ちこんでるときもツッコミを忘れない潤子がもの悲しかったです。

潤子の父親の満が「話、つけてくる」と言って合い鍵を返しに来た高嶺を追ってアパートを出て行ったのに、あさっての方に走っていった所は笑いました。今回も小ネタが冴えてましたね。

高嶺が滝行をしている時の水の量が、まるで潤子をフッた高嶺を攻めているかのようにこれまでの何倍も多く勢いも激しいような気がしました。スタッフさんが意図的に増量したとか?気のせいかな。

お弁当を持って一橋寺に来た潤子と百絵達。ヤッパリ帰ろうと振り向く潤子にパントマイムで壁を作る百絵、なにしてますの?

潤子を無視して歩き去る高嶺と、それを見送る寂しそうな表情の潤子には心が痛くなりました。でも天音の「あらら、かわいそうに」という言葉は潤子だけじゃなくて高嶺に対しても言っているような気がしました。

三嶋もすっかり潤子と高嶺の応援団に。博物館の入場券を取引先からもらったというのは嘘でアーサーの作戦だったんですね。

高嶺が恐竜の化石の話をしているのに潤子が全く関係の無いことを聞いたりするのは男女の興味の対象の違いが垣間見れて面白かったです。トリケラトプスより高嶺の学生時代の事が知りたい、オオツノジカよりクリスマスツリー。潤子と高嶺が普通にデートしてもこんな風になりそうだと思いました。

高嶺の「言いましたよね、私は香織さんと結婚します」という言葉を聞いた後の「ふーん、あ、そう」と傷ついたことをごまかすように冷たい表情で呟く潤子がやるせなかったです。

そして化石を見る振りをして泣いている潤子とその肩に手を掛けようとして思いとどまる高嶺の苦悶の表情が切ない。

喫茶店にさそうシーンは高嶺と少しでも一緒に居たい潤子の気持ちが痛いくらいに伝わってきました。

高嶺がこれまでにしてくれたことに対して感謝の気持ちを伝える潤子。誕生日に車で迎えに来てくれたこと。試験に落ちたときに靴をプレゼントしてくれたこと。ハロウィーンの日にあなたは可愛いって言ってくれたこと。祖母の法事を丁寧にやってくれたこと。

潤子の手紙にも感謝の言葉が溢れていました。そして、「あなたの全てが大好きです」と第5話で高嶺が言った言葉と同じ言葉を手紙に書いた潤子。シンクロ率100%です。

一方、高嶺もELAのみんなや商店街の人たちや寧々に感謝状を書いていました。前回予想したみんなから高嶺にというのは間違っていたわけですが、よくよく考えてみれば「感謝状」なんてかしこまった書き方するのは高嶺以外にいるはずがなかったです。

高嶺の本心を知ってもまだ躊躇する潤子の背中を押したのは他ならぬ ひばりでした。

やはり潤子は高嶺の母親と似ていたんですね。

お寺の境内に大きなクリスマスツリーを立ててしまう高嶺。結婚を認めたとはいえこれを良くひばりが許したなと思いました。(^_^;

高嶺が最後、スーツ姿だったことを「クリスマスなので」と言っていましたが、僧侶の立場で無く一般人としてクリスマスを祝うためだったのかな。ひばりも寺の嫁としては認めないと言っていたし僧侶としてではなく星川高嶺としてのプロポーズだったからスーツ姿だったのかなと思いました。

高嶺がなぜ潤子を好きなのか?その理由が母親に似ているからじゃ無くて「あなたが桜庭潤子さんだから」というのが良かった。潤子のアイデンティティーが尊重されたような気がするから。

ひざまずいて紳士的に「私と結婚して下さい」とプロポーズする高嶺は、第1話の「あなたを私の妻にして差し上げます」という上から目線のプロポーズ?とはほんとに正反対で高嶺の成長が見て取れました。

それを聞いて満面の笑みで嬉しそうに「いいですよ。結婚してさしあげます。あなたの妻になって差し上げます」という潤子の言葉が、またまた第1話の高嶺のセリフとシンメトリックになっていましたね。

雪が舞う中の静かなキスから、高嶺が潤子を持ち上げてクルクルして潤子がチュッチュするシーンはとても甘いシーンでした。ラブラブな二人を見ていると幸せになれます。「リッチマン、プアウーマン in ニューヨーク」のラストでも真琴と徹がやってたけど、もしかしてさとみちゃんの提案なんでしょうか?さとみちゃんの憧れのシチュエーションとか?

最後も夫婦喧嘩のようなイチャイチャぶりが酷かったですね。特に「Don’t speak」からのチュが目も当てられない酷さ。もっとやれ。

余談。アーサーと百絵、蜂屋とまさこ、寧々と由希はそれぞれいい雰囲気になるなか、ぼっち三嶋……・゚・(つД`)・゚・

以上、月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」 最終話の感想でした。

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