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オムニバス映画 BUNGO ~ささやかな欲望~「注文の多い料理店」

オムニバス映画「BUNGO ~ささやかな欲望~」のDVDが樂天ブックスから届きましたので、さとみちゃんの出演している「注文の多い料理店」を早速視聴しました。

主人公は、宮沢賢治の原作では英国紳士風の青年二人なのですが、この映画では、会社専務の左右吉(宮迫博之、読みは「そうきち」)と、受付嬢の藤子(石原さとみ)に変更されています。

不倫関係にある二人は実は別れたいと思っているんですが、自分から別れ話をすると手切れ金を出さなければならない(藤子側からするともらえない)と思っていて、お互いに相手から言い出さないかと思っています。

猟の帰り、山を下りるシーンで、藤子が旅行に連れてきた理由を問い詰めるシーンがあるのですが、左右吉の腕に体を密着させながら、「こんな山奥に連れ出すなんて、人に聞かれちゃ困る話、したいんじゃないのかなぁって」って言った後の、上目遣いで口をちょっと尖らせる感じの表情と、左右吉の頬をつつく仕草がまさに、「小悪魔さとみん」炸裂という感じで、「それは逆効果だよ、どんな男もそんな表情されたら、別れたくないって思っちゃうよ(>_< )」と心の中で思わず突っ込みたくなる可愛さ。

その後の、藤子が左右吉に「ねぇ、別れたい?」と言った後、左右吉に近づいてきて、両目をパチっとさせながら小首をかしげる仕草も「小悪魔さとみん」全開だよー。ヽ(゚∀゚ヽ

道に迷ったあげく夜になってしまい、やっとたどり着いた、レストラン「山猫軒」に入った二人は、紙に書いてある指示を何の疑いも持たずに従うんですが、藤子の足を洗うシーンで、左右吉が藤子の足をじっと見つめて「ありがとう」と言って藤子はキョトンとします。(こちらこそありがとう(-人-  )

また、手足にローションを塗るシーンがあるのですが、舞台挨拶の会見で、宮迫さんが、さとみちゃんの足でローションを拭いたということを、さとみちゃんが暴露していましたね。私は、てっきり、このシーンを撮り終わった後に拭いたのかと思ったのですが、撮影中に手の甲についたローションをこすりつけていたというのが、メイキングで分かりました。なので、画面にその仕草がはっきりと映っており、証拠は上がってんだ凸(-_-メ)という感じです。w

ちなみ、最後に出てくる山猫の姿は、自分の勝手なイメージでは、「となりのトトロ」の猫バスです。(^_^;

オムニバス映画で、他の映画に興味がないと、このDVD BOXは少し高く感じられてしまうかもしれませんが、「小悪魔さとみん」を堪能した私は、とても満足しています。

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