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さとみちゃん出演番組、「ひるおび!」、「Nスタ」内容紹介と感想

さとみちゃんが、新春ドラマスペシャル“新参者”加賀恭一郎「眠りの森」の番宣として「ひるおび!」と「Nスタ」に、阿部寛さんと一緒に出演していました。

「ひるおび!」でのさとみちゃんは、ワインレッド地に黒の格子模様の入った上下おそろいのシャツとパンツスタイルで登場。髪型は「サワコの朝」の時と同じでしたね。月9ドラマ「失恋ショコラティエ」の紗絵子を演じている間はこの髪型でいるのかなと思いました。もっとも、原作の紗絵子は第14話で髪をバッサリ切ってショートヘアになるので、原作に忠実にいくとしたらさとみちゃんも髪をショートにするかも知れませんね。

番組では最初に、ドラマ「眠りの森」の紹介VTRが流された後、熊川哲也さんのKバレエカンパニーの全面協力による、舞台装置、音楽から全てが実際の舞台のものを使用して撮影していることが紹介されていました。

次に、阿部寛さんとさとみちゃんの二人に「眠りの森」の見所を聞いた答えが紹介され、阿部さんは、「相方」と答えていました。これまでの作品の溝端淳平くんではなく、今回は、柄本明さん演じるベテラン刑事が相方で、柄本さんは背中で芝居をする方なので凄く勉強になったということ言っていました。

さとみちゃんは、「本格バレエ特訓」と答えて、「(バレエの特訓は)がんばりました、苦しかったです」と、きつかった練習を振り返るように言っていました。VTRの中では、黒鳥のグランフェッテを舞う場面が流れ、スタジオのみんなが「ほーっ」というような、驚きの声を上げるのが聞こえてきました。さらに、画面には「眠りの森の美女」のフロリナ姫を演じ終えて、床に倒れ込むさとみちゃんの様子が映し出されて、撮影のハードさを窺い知ることができました。

阿部さんも、(ハードルが高すぎて)この役やってくれる人が居ないんじゃないかと心配していたと話していましたね。

このハードな練習の様子は、YoutubeのTBS公式チャンネルでも見ることができます。

最後に視聴者へのメッセージということで、阿部さんは、「正月らしいゴージャスな内容になっていますし、バレエの世界の美しさも楽しんでいただきたい」と言っていました。

さとみちゃんは、「本当に華やかなドラマです、伏線が凄く一杯あるので、是非、ちゃんと見てください。本当に、クライマックスが面白いので、是非堪能してください。」と若干噛みながら言っていました。(^_^;

続いて、夕方のニュース番組「Nスタ」にも二人揃って出演。こちらの演出が秀逸で、まず、本ブログでも紹介した米映画サイト・TC Candler「世界で最も美しい顔100人」のニュースが紹介されて日本人トップは?と視聴者の好奇心を十分に煽った後、ドラマ「眠りの森」の黒鳥のグランフェッテを踊るさとみちゃんのVTRが流れ、スタジオや視聴者が「ん?誰?」となった瞬間に、「石原さとみさんです。」と紹介するという流れで、視聴者もさとみちゃんのグランフェッテが強く印象に残ったと思われ、考えたスタッフの方グッジョブでした。( ̄ー ̄)bグッ!

そして、ここで阿部寛さんとさとみちゃんがスタジオに呼ばれて出てきます。さとみちゃんの髪型と衣装は、「ひるおび!」と一緒でした。

まず、キャスターの堀尾正明さんが、さとみちゃんに「世界の美しい顔100人の日本人トップおめでとうございます。一言お願いします。」と声を掛けると、さとみちゃんは、、「何ででしょうね、ありがとうございます。すみません」と恐縮した様子で答えていました。

さらに、堀尾さんが「プロのバレエダンサーが見ても感心するぐらい本格的ですね。」というと、阿部さんが、「ひるおび!」で言っていたことと同じような説明をしていました。

そして、物語の鍵となるのが「嘘」ということで、阿部さんとさとみちゃんの二人に「嘘」にまつわる話の質問がありました。

阿部さんは、「嘘から出たまこと」と答えて、「加賀のお見合い相手として、長年コンビを組んでいた女優さんが出てくれることになった」と、まあ、ネタバレすると仲間由紀恵さんが加賀のお見合い相手として出演することをほのめかしていました。

原作だとお見合いの話も加賀と未緒の出会いの説明で出てくるだけですが、いっしょに見に行く所も流れるんですね。

話はちょっと横道にそれますが、番宣で繰り返し流される黒鳥のグランフェッテのシーンを見て、原作では加賀の回想の中で一言だけ出てくるだけの、”気の進まないお見合い相手”と鑑賞した「白鳥の湖」を、ドラマではかなり時間を使って描くのは、このシーンがかなりインパクトが有り、役者が踊りきればドラマを盛り上げるのに一役かってくれると期待しての事だと思うのですが、その期待に見事に答えたさとみちゃんは凄いなと改めて思いました。

もう一つ気付いたんですが、仲間由紀恵さんは、映画「リング0 バースデイ」で貞子役を演じていたんですよね。そして、さとみちゃんは映画「貞子3D」で、肉体を無くした貞子が器として狙っていた高校教師の茜役を演じていました。ということは、今回、図らずも加賀恭一郎をめぐって貞子対茜の場外乱闘が勃発!?勝つのはどっちだ!?

なんちゃって、おふざけはこれぐらいにして、嘘にまつわる話についての質問に戻りますが、さとみちゃんの答えは、「ストイックさ」でした。

理由として、今回バレリーナの役を演じたということで、実際のバレリーナのプリマの方に、「どういう食事取っているんですか?」と聞いた所、最初合ったときに「好きな者を食べている」と言っていたが、仲良くなってから聞いたら、「1日1食で夜だけしか食べなくて、踊っている最中は朝からずっとチョコレートしか食べないと言っていて、凄いなさすがだなと思った」と、バレリーナの過酷さを知ることが出来るエピソードを披露していました。

この辺は原作でも描かれていて犯人の動機にも絡んでくるのですが、原作者の東野圭吾さんは、「眠りの森」を書く前に一年間に20回以上もバレエ公演を見たそうで、しっかりした取材に裏付けられたバレエ界の特殊性がリアルに描かれています、たぶん。(自分は真偽がわかるほどバレエに詳しくないので、推測です。)

続いて、堀尾さんが、「雨のシーンが、ロマティック」と、おそらくラストのあのシーンを表現し、阿部さんが、「今回、さとみちゃんが出てくれたんですけども、本当にこのバレリーナの役大変だから、女優さん出てくれる人いるのかなって心配していた。」とさとみちゃんに感謝の言葉をのべると、さとみちゃんが「阿部さんの作品だからです。」と返して、「二人っきりの世界ができてるじゃないですか!」と堀尾さんに突っ込まれていました。

最後に二人からメッセージということで、阿部さんは、「凄く、お正月らしい華やかな作品なので、是非楽しんでください。」、さとみちゃんは、「お正月にぴったりの作品です。みなさん是非期待していてください。」と話していました。

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