バラエティ

シェフ 私はいかがですか? 石原さとみ出演「おじゃマップ」

7月16日(水)に放送された、さとみちゃんが出演していたフジテレビのバラエティ番組「おじゃマップ」を視聴しました。

今回さとみちゃんは、今田耕司さんと一緒の出演でした。案内役は香取慎吾さんと山崎弘也さん。

最初にさとみちゃんの出演している映画「幕末高校生」の告知があり、そのあと、今田さんも告知するのですが、今田さんの出演する舞台というのが、「AVM」というアダルトビデオの男優の話だそうで、聞いたさとみちゃんも苦笑い。ちなみに女優役は大久保佳代子さんだそうです。(^_^;

さて、今回は長年継ぎ足されたタレやソースを使った究極グルメを味わい尽くし、その秘伝のタレを使って店の方がこっそり食べている「こっそり飯」をクイズ形式で当てる、「こっそりレシピを当てマップ!」という企画でした。さとみちゃんも昨日の夜ごはんも抜いてきたと、ガッツリ食べる気満々で気合いが入っていました。

駒形 前川

最初の店は、200年以上継ぎ足し続けたタレが自慢の浅草の老舗「駒形 前川」でした。200年続く鰻の店と言えば先日の「玉木宏&石原さとみが食べる『幕末高校生』大江戸グルメ食堂」でも同じ浅草の老舗うなぎ屋「やっこ」が登場していましたね。

こちらの「駒形 前川」は、美食家として知られる作家の池波正太郎さん、詩人の高村光太郎さんもとりこにした名店なのだそうです。

「駒形 前川」で使用しているのは「うなぎ坂東太郎」という高級養殖ブランド鰻で、そのせいか「うな重」の値段は、「やっこ」の上を行く5,184円とさらに庶民にはハードルの高いものとなっています。

その「うな重」を食べた4人は「ウマい」、「フワフワ」と口々に絶賛していました。さとみちゃんも、「美味しい、甘みと言うより辛さですね」と辛口のタレと鰻の絶妙のからみに舌鼓を打っていました。この辛みが食欲をそそりいくら食べても飽きが来ないそうです。

また、美味しいときにしかでないという今田さんの新ギャグ?、「ウマいまだ!」にさとみちゃんも大笑いでした。

ここで、辛口のうなぎのタレを見せてもらえることに成り、全員で厨房へ向かいます。店のご主人からタレだけを舐めてみてと言われて一人ずつ舐めてみるのですが、皆さん人指し指で味見するなか、何故かさとみちゃんは中指で味見していました。

女性で小指でというのはよく見るのですが、中指は初めてだったので、調べてみるとイタリアンやフレンチのシェフは中指で味見をするのだそうです。さとみちゃんも何か料理を習った時に教わったのかなと思いました。

さて、そんな秘伝のタレを使って店員さんが仕事をしながらこっそり食べてる「こっそり飯」を当てるということで、正解も含めてスタッフが用意した8つの食材を試食することになり、さとみちゃんはイカを選びました。

理由は自分が「イカが大好きだから」とコーナーの趣旨とまったく関係なく自分の欲求に忠実なチョイスでした。(^_^;

今田さんはパン、山崎さんは香取さんに無理矢理押しつけられたアイス、香取さんは卵かけゴハンと予想していました。まず、今田さんの選んだパンを試食しその後4人でまわし食べをします。

さとみちゃんが食べたあと、その同じパンを山崎さんが食べるのですが、突然、今田さんが、「お前、さとみちゃんかじった所あるのに何してんねん!」と怒り出します。

一瞬、さとみちゃんがかじった所を食べたのかと思ったのですが実は逆で、パンをまわしてさとみちゃんが口を付けていない方を食べていたんです。その紳士的な行動に「バラエティに魂を売った男」、今田さんは我慢ならなかったらしく、「何、逆から食うてんねん、頭おかしいんか?お前まじか!?さとみちゃんかじった所あるのに、お前凄い紳士やんけ、芸人あれ大好物や」と怒りが収まらないようで、その迫力にみんな大爆笑でした。

今田さんの、「世間のイメージより笑い」という芸人としての矜恃は見事です。

さて、次にさとみちゃんの選んだイカの試食になり、美味しかったものの、タレの味の方が勝ってしまうと微妙な判定でした。

次は香取さんの選んだ卵かけご飯を試食することになり、まず香取さんが食べて目を見開いて美味しさを表現します。続いて今田さんに一旦渡すのですが、今田さんはニヤニヤしながら「さとみちゃん食べ」とさとみちゃんに先に食べるように促します。

卵かけご飯を「美味しい」と言いながら食べるさとみちゃんの様子をワクワク顔でチラチラ見て、さとみちゃんとの「間接キッス」の期待に興奮状態の今田さん。

しかし、その時、香取さんがさとみちゃんから茶碗を受け取り一気にかき込んで食べてしまいます。それを見た今田さんが、「できるんだよ、SMAPはこういう事ができるんだよ」と悲嘆に暮れる表情でつぶやいていたのが面白かったです。さらに、空の茶碗を受け取って「ああ、ない、さとみチャンスがどこにもない」のセリフに大爆笑でした。

最後に山崎さんが香取さんに無理矢理あてがわれたアイスの試食になります。一見合わなそうに思えますが意外に美味しいということが分かり、新たな発見にみんな驚いていました。

そう言えばなにかの本で「アイスに醤油を少量たらすと甘みが増す」というのを読んだ記憶があり、秘伝のタレも醤油とみりんからできているということから、よく考えれば、ある程度予測できた結果でした。

さて、試食して最終的に4人が予想した「こっそり飯」は、以下の通り。

山崎さん 卵かけご飯
香取さん バニラアイス
さとみちゃん 焼き餅
今田さん   焼き餅

正解は、卵かけご飯でした。ここで、店主の方がアイスを試食して、「ウマイね、デザートにいいね」と言いだして、もしかするとそのうちメニューとして並んでいるかもしれませんね。

銀座キャンドル

銀座をぶらぶら歩きながら次の店に向かう4人。着いたのは、創業昭和25年、洋食レストラン「銀座キャンドル」、女優の吉永小百合さんや渥美清さん、森繁久弥さんというそうそうたる面々が愛した名店とのことでした。

この店の魅力は、開業当時の味をそのまま残したメニューの数々とのことで、国産牛にこだわった「絶品ハンバーグ(2,376円)」や「海老マカロニグラタン(1,458円)」や看板メニューの、「ゴージャスなデミオムライス(1,792円)」、さらに、「脂身の部分が溶けて、凄い美味しい」とさとみちゃんも絶賛の「和風ビーフシチュー(2,970円)」などが紹介されていました。

そして、山崎さんが秘伝の64年継ぎ足したデミグラスソースの継ぎ足しの所を見学したいと言うのですが、厨房が狭いということで、一人だけならOKということになり、代表でさとみちゃんが厨房リポートを行うことになりました。

おそるおそるという感じで一人厨房に入っていくさとみちゃん、デミグラスソースを発見して「舐めさせて貰ってもいいですか」とお願いします。

スプーンでソースをすくい口に入れたさとみちゃんは、「うーん、あ、濃厚、なんか、さっき食べたのは結構サラッとした味がしたんですけど」と感想を述べていました。料理として食べたときより相当濃い味だった様です。

このソースは本来濃厚なソースなのですが、サラサラになるまで丹念に何回も濾し続け、コクと旨みを抽出することで、アッサリしながらも味わい深い秘伝の味になっているとのことでした。

ここで、唐突に山崎さんから、「石原さとみを生で見てどうですか?」とシェフの方に聞いてという指示がさとみちゃんに出されます。さとみちゃんは、照れくさそうに「自分で聞けないです」と断りますが、これに今田さんも加わって、さとみちゃんに何とか言わせようとけしかけます。

困ったさとみちゃんが仕方無く、「シェフ、私はいかがですか?」と何故か表現を変えて、それが色っぽいニュアンスだったため、モニター画面を見ていたみんなに言葉のチョイスがおかしいとつっ込まれていて面白かったです。

この時の、おでこを隠しながら顔を赤らめ恥ずかしそうに言うさとみちゃんが可愛かったですね。そんな顔で、「私はいかがですか?」って言われたら、思わず「ウマいまだ!」と言っちゃいますよね。(意味不明)

さて、その秘伝のデミグラスソースを使ってひっそり食べられている「こっそり飯」を8つの食材のうちから予想するということになりました。

順番に食材を選んでいくのですが、さとみちゃんが選ぼうと思っていた海老の天ぷらを先に山崎さんがとってしまい、「私もそれだと思ってた」とさとみちゃんが抗議します。

それを見た香取さんが、すかさず山崎さんから海老の天ぷらを取り上げ、さとみちゃんの前に置くと、さとみちゃんがマシュマロを山崎さんの前に置くという二人の連係プレイでまんまと山崎さんを毒味役にすることに成功。(^_^;

結局山崎さんはそのままマシュマロになり、さとみちゃんは海老の天ぷら、香取さんは、鯖の塩焼き、今田さんはつけ麺と予想していました。

最初は香取さんの選んだ鯖の塩焼きから試食することに。香取さんが食べてウマイといいますが、みな半信半疑で、さとみちゃんも「怖い」といいながら試食します。これが、意外に美味しかったらしく「鯖が凄く強くて、でもこのソースがかかっているから違和感がなくて美味しい」と評価していました。この組み合わせの美味しさにはみんな「不思議」とクビをかしげていました。さとみちゃん曰く鯖の臭みがなくなっているそうです。

しかし、この時偶然店にいた他のお客さんに試食して貰った所、その方が「鯖の味噌煮」と端的にその味を表現して、みんな「あ~!」と納得し、その様子に山崎さんが「こんだけいて誰も気付かない」とセルフつっ込みしてみんな爆笑していました。今田さんの「今のコメントこっちで頂いてもいいですか?」のくだりも面白かったです。

次にさとみちゃんの選んだ海老の天ぷらを試食しますが、こちらは順当に美味しかったようです。

続いて、今田さんがつけ麺を試食して、「コレは無い、濃すぎる」と全面否定するのですが、次に食べた香取さんと山崎さんはその味が結構気に入ったようでした。その様子に「食べたい、食べたい」と無邪気におねだりするさとみちゃんでしたが、口にしたとたん「うーん」とクビをかしげて言外に美味しくないことをにじませていました。こってりした系が好きな人には良いようですが、さっぱり系が好きな人はダメな味の様ですね。

最後は山崎さんのマシュマロですが、食べて見るとこれも結構いけるということで、さとみちゃんたちみんな、意外な展開を面白がっていました。実はマシュマロの原料は卵の白身なため、オムライスにソースが合うように、卵(マシュマロ)とソースは相性が良いのだそうです。

ここで、香取さんが前の店「駒形 前川」でアイスにタレをかけて美味しかったことから、スタッフにお願いしてアイスを用意して貰いソースを掛けて試食することに成ります。しかし、まるで合わなかったらしく悶絶して「違う」と呟く香取さんの姿にさとみちゃんが手をたたいて爆笑していました。

さて、正解の発表になり、スタッフの食べている「こっそり飯」はつけ麺と発表されます。その答えにつけ麺を否定していたさとみちゃんが、恐縮するように「スッゴイ申し訳ない」と呟いていたのが面白かったです。

日本橋 お多幸

次に創業大正12年の日本橋おでんの名店「お多幸」に向かった一行。こちらも60年以上継ぎ足し続けるうすくち醤油と砂糖で味付けされた甘辛い味の漆黒の出汁が自慢の名店との事でした。

そして、この店の最強のグルメが味をしみこませるため限界まで柔らかくした特注品の木綿豆腐を、茶飯(醤油を入れて炊いたご飯)の上に丸ごとのっけて秘伝の出汁をかけた「とうめし(480円)」です。なんか、初めて庶民感覚のグルメでホッとします。

その大きな豆腐がのっかったご飯という豪快な姿を見たさとみちゃん達は、「えー、何コレ!?」と驚いていましたが、食べてみて口々に、「ウマイ」、「美味しい」とその絶妙の味に感嘆していました。山椒をかけて食べるとさらに美味しいそうです。

さて、ここでも「こっそり飯」を当てることになり、また8つの食材からこれだと思うモノをさとみちゃん達が予想します。

まず、香取さんが鮭ごはん、今田さんがサラダうどんを選び、さとみちゃんが選んだのは餃子でした。それに山崎さんが「結構食べるよね」とその旺盛な食欲につっ込んでいましたが、それは昨晩からご飯抜きですからね。

そして、山崎さんは例によって一番合わなそうなメロンを香取さんから押しつけれたのですが、今までの経緯で合わないと思われていたモノが意外と合っていたことから本人もウェルカム状態でした。しかし、食べた感想は、「単純にメロンが強い」と今回は不発。

続いて今田さんの選んだサラダうどんですが、こちらは美味しかったようです。感想を聞かれて、今田さんのギャグ、「ウマいまだ!」が出ていました。

続いて餃子を試食したさとみちゃんも、「ウマさとみ!」とノリノリで今田さんのギャグをまねして言うところが面白かったです。

最後に鮭ごはんを食べる香取さん。大方の予想通りおでんの出汁が凄く合うということで美味しそうに食べていました。さとみちゃんが「餃子のっけたら」と促して香取さんがうれしそうに餃子を食べるところは、さとみちゃんの世話好きな面と香取さんの少年っぽい面が垣間見られて興味深かったです。

「こっそり飯」の正解は、今田さんの選んだサラダうどんでした。正解に喜ぶ今田さんの舌を突きだして指で上下にはじきながら「べべべべー!」とおどける姿にさとみちゃん達も爆笑でした。

「おじゃマップ」は、さとみちゃんの可愛く恥じらう姿や美味しそうにグルメを食べる姿が堪能でき、大変満足できた番組でした。

Return Top