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石原さとみのA to Z その1

さとみちゃんが出演するフジテレビの連続ドラマ「ディア・シスター」の囲み取材会が行われ、さとみちゃんが役作りのために髪を15cmバッサリ切り、髪を赤っぽく染めたり、ネイルをハデにしたりしたそうです。しかし、マスコミも画像を公開しないように要請されているのか、残念ながらニュースサイトにも画像はなくその姿を見ることは出来ませんでした。

さとみちゃんが髪をショートにするのは、ドラマ「花嫁とパパ」以来、実に7年ぶりで、話題性もあると思うので、局側もドラマの撮影が始まってからインパクトのあるニュースとして発信して貰いたいと思っているのかも知れません。

さて、さとみちゃんが、2012年8月号から足かけ2年2ヶ月の間、雑誌「Steady」誌上で連載していた、「石原さとみのAtoZ」が 2014年10月号の「PERIOD(ピリオド)」をもって最終回となりました。

これまでもいくつかは紹介してきましたが、さとみちゃんの本音やプライベートに関わる話が結構赤裸々に語られたりするので、ファンにとっても貴重な資料になると思いますので、これを機にA~PERIODまでの内容を何回かに分けて紹介しておきたいと思います。ちなみに「Steady」は、さとみちゃんが表紙の号以外、最近、中古本で入手しました。

A:Steady 2012年08月号(2012年07月06日発売)

恋愛におけるA・B・CのA、つまりキスをあげ、自分の仕事は芝居をすることで、毎日1300人の前で初めて共演する俳優さんとキスをしたことを不思議な職業だと振り返っています。合計500回キスをして正直マヒしてくるとも。これは、佐藤健さんと共演した舞台「ロミオ&ジュリエット」のことですね。

また、韓国のことわざ「人生のBCD(birth=生まれる、choice=選択する、death=死ぬ)」から、やっとchoiceする段階に入ったこと、これからの人生は、死ぬまで自分の好きなものを選択して生きていきたい、25歳になった今が一番楽しいと話しています。

B:Steady 2012年09月号(2012年08月07日発売)

Bed&Breakfast(ベッド&ブレックファースト)
Bed&Breakfast(略してB&B)とは、欧米で朝食込みで比較的低価格で宿泊できる施設の事だそうです。さとみちゃんは、4年前のニューヨーク一人旅の際、4週間B&Bに住んでいたとのこと。その行動力に驚かされます。

ホームステイでもホテルでもなくなぜB&Bなのかについて、「お金も安く、その地の生活の匂いを感じられて、干渉されないこと」を上げています。

また、B&Bを経営するご夫婦にまた会いたい、異国の地に友人が出来るなど、とてもお気に入りのようで、おススメとのことです。

Beauty(ビューティ)
共演者の方が楽屋に挨拶に来てくれた時に、「ごめんなさい、寝てました?!」と言われ、「寝起きの顔に見えたんかぁ!」と落ち込んださとみちゃん。原因は目の下のクマだったようです。

その対策として一番効いたのが、head&face massage(ヘッド&フェイスマッサージ)だったそうです。疲れていても、寝られなくても、保湿をしながらリンパを流す努力をして肌ツヤスッピン美人を目指すとのこと。

Bust(バスト)
「Bust」、言わずと知れた「胸」の話。これは……女性誌で女性が読んでいる前提で書かれているので、かなりぶっちゃけています。むさい男が読んでてごめんなさい。m(_ _;)m

さて、それまで自分の「胸」についてまったく意識していなかったというさとみちゃん。有る店との出会いによって意識が変わったとのこと。その店の名は「ルージュブラン(http://www.rouge-blanc.jp/)」

この部分のさとみちゃんの話がかなり面白く、「そこにいるお肉さんよ、実は昔はあなたはお胸さんだったの?!」と、そのときの驚きを表現しています。

上記の店で、自分のサイズにあった下着を作って貰ったとのことです。「毎日共にするものだから、心地よく美しく」とのこと。

C:Steady 2012年10月号(2012年09月07日発売)

Communication(コミュニケーション)
さとみちゃんは、小さい頃から様々な場所で人と会ってきたから人見知りはしなかったそうです。人好きで話すのが好きというさとみちゃんは、「どんなドラマティックなフィクションよりも同じ空間で顔を見て心を開いて話してくれる体験談ほど泣けるものはない」と言っています。

フィクションを作る人間が言うべきではないが、だからこそ、その人の琴線に触れるような、生っぽい芝居ができる女優になりたいとのことです。

child(チャイルド)
さとみちゃんが子供の頃たくさん習い事をさせてもらっていたことはテレビ番組など色々な場所で発言していることですが、飽きっぽい性格でどれもあまり長く続かなかったそうです。

お琴10年、ピアノ2年、クラッシックバレエ2年、ダンス半年、水泳3ヶ月、体操1ヶ月、習字2回、くもん5回、バレーボール(小4)、バスケットボール(小5、小6)、公式テニス(中学3年間)……。うーん、一部を除いてたしかに飽きっぽいかも(^_^;

でも、それらの習い事はすべて仕事で役に立ったと、やりたいと思ったことを全て叶えさせてくれたお母さんに感謝の言葉を述べています。

climax(クライマックス)
当時撮影中だった月9ドラマ「リッチマン、プアウーマン」についてさとみちゃんは、10代の頃から憧れていたが、現代の恋愛ドラマとは縁遠かった、25歳にして初めて王道な月9ラブストーリーを演じられたのは奇跡だとその嬉しさを表現しています。

撮影もclimaxで、「リッチマン、プアウーマン」のBlu-rayの特典映像でも惚気てましたが、小栗旬さんとの掛け合い芝居が無茶苦茶ワクワクするので毎日本当に楽しいと語っています。

D:Steady 2012年11月号(2012年10月06日発売)

do,day,diary,deliciousと、さとみちゃん自信の習慣、癖、現状、性格について書いています。全部は紹介仕切れないので、興味深かったものをいくつか書いておきます。

「髪の毛を乾かす時や歯を磨く時はバランスボールを椅子代わりにする」、「ストレッチボールで寝る前に背中をほぐす」など、スタイル維持のためと思われる習慣。

「クレンジングジェルを顔に塗ったままお風呂に浸かって毛穴の汚れまでしっかり落とす」、「お風呂から出る前に濡れた身体に直接オイルを染みこませて保湿する。」など美容に関する習慣

「洗面所の壁は、チェキとポストカードだらけ」、「デカイ白紙が貼ってある壁に印象的だった言葉を書く」は、綺麗な壁より賑やかな壁の方が好みのようですね。

「親友の絵里奈と真衣ちんにLINEでお疲れ様メール」は、松井絵里奈(江利奈)さんと篠原真衣さんのことのようです。

「1年前から腕を上げて寝るようになった」は、なんか苦しそうな寝方なんですけど、さとみちゃんにとっては気持ちいいのかな?ネットで調べると腕や肩が冷えて血行が悪くなるとか、あまり良い寝方ではないようなので、ほぼ2年前のことなので今は止めていることを祈るばかりです。

そして、さとみちゃんがもっとも美味しい(delicious)と思うものとして、以下の6つを上げています。

①パクチー
②シソと納豆のお好み焼き&めんたい餅もんじゃ
③ブルーチーズと蜂蜜のピザ
④生ウニのにぎり
⑤トムヤムラーメン
⑥ホットバウムクーヘン~胡麻アイスのせ

私が落ち込んでたらこれらを与えてくださいとのこと。

E:Steady 2012年12月号(2012年11月07日発売)

entertainment(エンターティメント)
さとみちゃんがLas Vegas(ラスベガス)に行った時のことを書いています。

中世騎士の戦いがテーマのディナーショーtournament of kings(トーナメント・オブ・キングスhttp://www.lasvegasboom.com/tk_story.html)を見てきたそうです。

また、シルクドソレイユの「O」(https://www.bellagio.com/ja/o-cirque-du-soleil/o-cirque-du-soleil.aspx)を最前列で鑑賞したり、Insanity(インサニティhttp://allabout.co.jp/gm/gc/20958/)という、超高層ビルの屋上にある回転するブランコのアトラクションに乗ったり、初めてのベガス旅行、思う存分ハジけましたとのこと。

さとみちゃんの絶叫マシン好きは、相変わらずですね。

さらに、グランドキャニオンをヘリコプターで上空からと、船で下から眺めたとのことで、一生に一度は見るべきと絶賛しています。

emergency(エマージェンシー)
さとみちゃんに起こった健康面での緊急事態について書いています。

アブに顔を刺されて、痛くて痒くて日に日に腫れも酷くなったとのこと。さとみちゃんは、蚊にも刺されやすいそうで、組曲のCM撮影中や、スペシャルドラマ「眠りの森」の撮影時に蚊に刺されてもNGなるので、払ったりできなくて我慢したことや、雑誌「mini」で夏と言えばの質問に「蚊」と答えていたり、ピグマリオンの宣伝で「PON!」に出演した際に苦手なものとしての「蚊」あげていたりと天敵とも言えます。

最近のデング熱騒動で、ますます「蚊」が嫌いになっただろうなと思いました。

花粉症は中1の頃から患っているそうです。

その他に、良くつま先を角にぶつけるや、良く紙で指を切る、マスカラを塗ると瞼につくなどおっちょこちょいなケガもありますが、十二指腸潰瘍になったことや、喉のポリープ手術をしたことがあるなど、大きく体調を崩すこともあったこともわかり女優という職業の過酷さを感じました。

最後にさとみちゃんは、心の管理ばかりでなく、体調管理も気にしようと記しています。

そういえば、さとみちゃんの2013年の元旦の決意は「健康」と、「はなまるマーケット」で言っていましたね。

F:Steady 2013年01月号(2012年12月07日発売)

Family(ファミリー)
この回は、じんわり心温まるさとみちゃんの家族の話。さとみちゃんが生まれる13年前に、さとみちゃんのご両親は結婚したそうです。

”ひ”と”し”が苦手な江戸っ子のさとみちゃんのお父さん。初デートでさとみちゃんのお母さんを日比谷に連れて行こうとしてタクシーに乗ったが、運転手が聞き間違えて渋谷についたという話は、雑誌「MAQUIA (マキア) 2014年 10月号」でも披露していましたが、すでに2年ほど前に既出だったんですね。

さとみちゃんのご両親は26歳で結婚したそうですが、お兄さんが生まれたのは35歳、さとみちゃんが生まれたのは39歳のときだったそうです。今では珍しくないですが、当時としてはかなりの高齢出産だと思いますので、ご両親にとってはさらに嬉しい出来事だったかもしれませんね。

さとみちゃんが15歳で芸能界に入った時、周りの大人達は会ったことの無いさとみちゃんのお母さんを褒めたそうです。さとみちゃんの振る舞いを見て、ご両親、特にお母さんの躾けの良さがうかがえたのでしょう。

さとみちゃんは、自分を見てお母さんを褒めてくれたことが、本当に嬉しかったそうです。

最後にさとみちゃんは、「母は強い、母は凄い。お母さんみたいになりたい、そして、お父さんみたいな誠実な人と出会いたいと思う。そのために、父と母から色々学ぼう」と言っています。

今回の話は、さとみちゃんの家族の明るさと仲の良さが感じられると共に、その様な家庭で育ったさとみちゃんだからこそ、豊かな人間性を育むことができたのだと思いました。

G:Steady 2013年02月号(2013年01月07日発売)

今回は、今までと少し毛色が違って、占い師のゲッターズ飯田さんにさとみちゃんが占って貰うというスタイルになっています。占いの結果を抜粋して紹介します。

 

  • 切り替え、変化が速い、女優にとって一番良い星を持っている。
  • 心は意外と男の子、サバサバしすぎるところと我が強いところもある。それを人前には出さないのでふわっとしているけど、芯はとても強い。
  • 心がぶれる癖がある、普段は超ポジティブだが、突然超マイナスに入って、そうなると人が嫌いになるし、いろんな事が面倒になる。
  • 恋愛は、陽気だけど負けず嫌いで、おしゃべりな人がいい。自分も頑張るし、お互いに頑張ろうと言う関係が一番いい。
  • 結婚運は、この10年運気が上がるので、その時がチャンス。子供運もあり、一番多いと6人くらいはいける。
  • この先9~10年は運気が上がり続ける。真面目な役より、陽気な役。旅行番組、映画もいいが、ほんとうは舞台が一番で、ミュージカルもおすすめ。
  • マイケルジャクソンみたいな運気が出ていて、40%ぐらい並びが一緒。
  • 気分がマイナスに入ったらチョコとか甘い物を食べると落ち着く。でも油断すると太る、デブの星も持っているから。
  • 心が16歳くらいから成長していなくて、陽気な高校生がそのまま生きている。自分も楽しいし、周りも楽しませようとすると、ドンドン運気が回る。マイナス気分の時は旅行に行ってオンオフをつければ大丈夫。

ゲッターズ飯田さん、さとみちゃんにミュージカルを薦めるとは、かなりな冒険家ですね、さとみちゃん自身も、すかさず「歌は苦手」と難色を示していますし。(^_^;

あと、「デブの星」と女性に対してかなり直球な言葉を浴びせていますが、確かに10代の頃のさとみちゃんは今と比べるとちょっとふっくらとしていましたし、太りやすい体質ではあるのかもしれませんね、でも健康的でまったく問題のない範囲だと思います。

さとみちゃんの心が16歳から成長していないというのは、そんなことはないと思う反面、「TOKIOカケル」で見せた、トランポリンではねる時のはしゃぎっぷりとか、火曜サプライズ「石原さとみと隠れ家グルメ」で見せた、呼び鈴をウェンツさんより先に見つけた時のピョンピョンはねて喜ぶところとか、時折かいまみせる無邪気な一面から頷ける所もあります。そこがさとみちゃんの魅力でもあるので変わらないで欲しいですね。

H:Steady 2013年03月号(2013年02月07日発売)

heartbroken(ハートブロークン)
「ワンピースを5巻までしか読めていない自分」、「1日15件以上の迷惑メール」、「しおれたバラ」、「トイレに張ったシールや写真が落ちていた時」、「排水溝の掃除」、「食洗機の洗い残し」など、さとみちゃんにとっての最近の小さながっかりが17項目列挙されています。

さとみちゃんが、漫画「ワンピース」を読んでいたのは意外ですが、かなりの「ワンピース」好きと思われる親友の篠原真衣さんの影響でしょうか?

「しおれたバラ」、「食洗機の洗い残し」など、ここでも面倒くさがりな性格がちょっとだけ顔をだしているような気がしました。

Happy(ハッピー)
「有線で親友がボーカルを務めるearthmindが流れた」、「連ドラがスペシャル化」、「ブラインドタッチしている音」、「海外でケガした時に、よく分からない木の実の汁をぬったらかなり効いた」など、最近幸せを感じたこととして11項目が列挙されています。

こちらは、同じく親友の松井絵里奈さんがボーカルを務めていたearthmindについて言及していますね。

また、失礼ながら、さとみちゃんが「ブラインドタッチ」を出来ることが意外でした。でも、2年前まではさとみちゃんもブログを書いていましたので、よく考えれば意外でもなんでもないんですよね。

「よく分からない木の実の汁をぬった」って、ちょっと心配ですが、現地の人に良く効くと言われて塗ったのだったら、アロエみたいに実際に効果があるものなのでしょうね。

I:Steady 2013年04月号(2013年03月07日発売)

If(イフ)
もし○○だったらと、さとみちゃんがやりたかったこと、これからやりたいことを話しています。さとみちゃんの人生観が分かる貴重な資料だなと思ったので、今回は抜粋ではなく雑誌「steady(ステディ)2013年4月号」より全文引用します。

もしお母さんのお腹に居る時に戻れたら…もうちょっと速く生まれて誕生日とクリスマスのプレゼントを別でもらいたい。
もし小学生に戻れたら…日本舞踊を習いたい。
もし中学生に戻れたら、大好きだった2個上の先輩に告白したい
もし高校生に戻れたら…両親をもっと大切にしたい
もし8年前に戻れたら…友達と一緒に大学に進学したい
もし女優じゃなかったら…看護師になりたい
もし将来結婚したら…温泉街を浴衣着て手をつないで歩きたい
もし子供が出来たら…暖炉があってベランダがもの凄く広い家を作りたい
もし子供が大きくなったら…我が家を海外留学生のホームステイ先にしたい
もし我が子が恋人を連れてきたら…夫と一緒にいじり倒したい
もし私が今のお母さんの年齢になったら…全国の美味しい和食を求めて夫や子供や親友と食べ歩きの度に出たい
もしたくさん齢を重ねておばあちゃんになったら…家族と「それ面白いねぇ、きっとみんな喜ぶね」って会話していたい
もしいつか誰かを見送らなければならなくなったら…後悔は必ず有ると思うけど絶対に生きていく糧にしていこうと思う
そして、もしいつか私がいなくなったら…いつまでも私をネタに笑い話をしてほしい
そのためには、今出会っている人との関わり合いを楽しんで沢山の思い出を作っていきたい

今回は、A~Iまでを紹介しました。石原さとみのAtoZ その2へ

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