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嵐にしやがれ お忍び旅 金沢編

さとみちゃんが出演していた番組「嵐にしやがれ」を見ましたので、内容紹介と感想を書いておきます。

さとみちゃんは櫻井翔さんと「日本再発見 櫻井翔のお忍び旅」というコーナーに出ていました。今回のお忍び旅の場所は、石川県金沢市でした。

金沢駅
金沢駅 by photo AC

二人のお忍び旅は金沢駅前のホテル(ホテル日航金沢https://www.hnkanazawa.jp/)の屋上からスタート。「今日のパートナーのコンディションを確かめないと」と言う櫻井さんがスタッフさんに呼ばれて出てきたさとみちゃんを見て「ふふっ」と吹き出します。

その表情に私はてっきり、さとみちゃんが見つからないよう相当ださい格好で来たのかと思ったのですが逆で、さとみちゃんのファッションはメタルの装飾の付いたジャージーTシャツにグレーのプリーツロングスカートというオシャレなもので、あまりに目立つ格好に櫻井さんも苦笑いするしかない様子でした。

場面が変わり、事前のスタッフさんとの打合せで「このスカートの質感たぶん金沢で一人しかいない」と言われ「(ふだんこの服装でも)そんなに私バレない」と言い張るさとみちゃん。さらに店員さんにバレてもアウトと聞かされたさとみちゃんは違いますとごまかすというのですが、ソレもダメですと言われ苦笑いでした。どうやらさとみちゃんはこの企画のルールをあまり知らなかったようですね。

再び屋上に場面が変わり、なんとかさとみんオーラを消すため変装するさとみちゃん。黒縁メガネを付けますが可愛さは消せず、それを見た櫻井さんが「いやぁ~さとみちゃんだよなぁ、俺今日無理だと思うわ」と弱音を口にします。その危惧はまさに的中するのですが、それは後で。さらに白いバケットハットをかぶり髪の毛で顔を隠すようにすることでなんとか「光が見えてきた」と安心する櫻井さん。

ここで、人に会ったときにお忍びテクニックがないと忍んでいけないということで、櫻井さんから顎をだして話すテクニックを伝授されたさとみちゃんの「すみましぇん、チケット1枚お願いしましゅ」に爆笑でした。

なんとか変装もでき、ようやくお忍び旅が始まりって金沢旅行で絶対外せない人気スポットを巡っていきます。

金沢駅

まずは、世界で最も美しい駅14選にも選ばれたという金沢駅。(世界で最も美しい駅14選に国内で唯一選ばれた「金沢駅」。鼓門のおもてなし力http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1505/18/news032.html

駅前に立つ鼓門を見て、「初めて見た」と感嘆したように呟くさとみちゃん。鼓門は鼓のような形をした2本の柱が特徴の門で、江戸時代から能楽の盛んだった金沢の能楽文化のの象徴なのだそうです。

鼓門
鼓門 by photo AC

その鼓門の前で写真を撮ろうとする二人でしたが、周りに人が多くタイミングを計ってなんとか撮影します。しかし、櫻井さんが撮影した写真では鼓門とさとみちゃんが見切れていました。(ノ▽^)

ひがし茶屋街

続いてタクシーで二人が向かったのは、古都金沢の花街「ひがし茶屋」でした。古い木造の建物が道の両側に建ち並ぶ風情のある町並みでした。

ここでの二人のお目当ては金箔ソフトクリーム。実は日本の金箔の99%は金沢産なのだそうです。その理由は湿気が多く静電気が起きにくいため極薄の金箔が静電気で貼り付いてしまうことがなく扱うのに最適だからだそうです。

しかし、流石に金沢観光定番のスポットとあって人の数が多く見つかってしまう危険も高いため、二人は取りあえず人通りのない路地に入って作戦会議をし、二人で行くのはリスクが高いと判断した櫻井さんは、さとみちゃんに一人で行くように指示します。

ところが二人に気付いた人がいて「石原さとみさんですよね」とさとみちゃんに声を掛けてきます。慌てるさとみちゃんと櫻井さんでしたが時既に遅くスタッフさんから「お忍び終了」を告げられてしまいます。開始から30分で終了という自体にさとみちゃんも櫻井さんも呆然といった感じで「嘘でしょ」「なんで」を連発していました。

実は金沢駅前で二人を目撃した人がtwitterでそのことをつぶやき、それがリツイートされてまたたくまに拡散していたのでした。私もロケの行われた8月18日にその情報を見ていました。櫻井さんがいるということで金沢駅は大変なことになったみたいですね。(^_^;

さて、スタッフさんから終了を告げられた二人。さとみちゃんは「うそでしょ、わたし2時間半かけてきましたけど始発で」とあまりに短い時間での終了に納得いかない様子で抗議しますが認められず、困ったさとみちゃんが涙目で「お願いしますよ、本当にお願いします」と懇願します。

さとみちゃんにこんな風にお願いされたらスタッフさんも断れませんよね、今回だけの特別ルール採用ということで、残り4カ所の人気スポットについてそれぞれで忍べるか忍べないかチャレンジすることになりました。その代わり二人にもう自由はなく、寄り道は出来ないと言われて「そんなこと言う権利ないです」と神妙な面持ちで答える二人。

そして、ファーストステージとしてさとみちゃんが一人で金箔ソフトクリームを食べに行くことになります。

櫻井さんのiPhoneを片手にお店(箔一 東山展)に向かうさとみちゃん。顔を隠し周りの目を気にしつつ恐る恐る店内に入っていきます。そして店員さんに金箔ソフトクリームを注文するとなんと店内のイートインで食べ始めちゃいました。

この金箔ソフトクリーム、ソフトクリームの表面を金箔が殆ど覆ってしまっていて、まるで金色のソフトクリームを食べているようでした。さとみちゃんは「激うま」と呟いていましたが金に味は無く、しかも人体には吸収されませんので翌朝金色の……以下自粛。

櫻井さんの所に戻ったさとみちゃんは「いやあ食ってやりましたよ金箔、しかも中で、イートインで、めっちゃ嬉しい、全然大丈夫でした」とはしゃいでいましたが、その言い回しが可笑しかったです。

近江町市場

続いて二人が向かったのは、金沢の台所、近江町市場でした。

近江町市場
近江町市場 by photo AC

車の中から市場をのぞいて「結構人いますよ」と心配そうなさとみちゃんたちに、ここからは一人だけ見つかった場合は、残りの一人で続行するということがスタッフさんから告げられます。

このとき、さとみちゃんは少しでも普段のイメージと変えるためか、右側は頬のラインを出し、左側だけ頬を隠すように髪型を変えていました。

二人は店先で食べられる新鮮な海の幸を目当てに店を探し歩き、やっと見つけた店でウニと岩ガキを食べようと店員さんに声をかける櫻井さんでしたが番組を知っていた店員さんに無言で握手の手を差し出されて早々にアウトになってました。

その様子を見ていたさとみちゃんは、自分は気付かれていないと確信するとスタッフさんに連行される櫻井さんをよそにウニを美味しそうに食べていました。それにしてもすっかりおとり状態の櫻井さんが少し気の毒でした。(^_^;

金沢21世紀美術館

続いて二人が訪れたのは金沢21世紀美術館でした。この金沢21世紀美術館はSANAA(Sejima And Nishizawa And Associates)という建築家のユニットが作ったそうで、建物も館内の椅子などもすべてSANAAデザインの作品なのだそうです。

金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館 by photo AC

さて、まず地中に埋められたラッパ状の管を通して声をやりとりできるという「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3」というオブジェで遊ぶため二手に分かれるさとみちゃんと櫻井さん。

こんどこそお忍びを成功させようと、メガネを汚したり髪をボサボサにしたりと努力する櫻井さんでしたが、ここでも開始早々にファンの方に見つかってしまいます。

その様子を少し離れた場所で見ていたさとみちゃんが、素知らぬふりでその場を離れます。

このとき「しょんたくん(今回の櫻井さんの呼び名)が見つかっちゃいました、じゃあ一人で楽しんじゃいまーす」と言いながら、まったく櫻井さんのことを気にすること無く歩いて行く姿に笑っちゃいました。

さとみちゃんが向かったのは「スイミング・プール」という作品でした。透明なガラスの上に10cmほどの水が張ってありその下は人が入れる空間になっているため、上からみると水の中に人が居るように見え、下から見上げると水の中から外を見渡しているように見えるというプールです。

その幻想的な光景にさとみちゃんも「なるほどね、素敵」と感心したように呟いていました。

満足した様子で車に帰ってきて「お忍び成功!」とはしゃぐ様子や、意気消沈した櫻井さんが「30、40分ぐらい」待った、「さとみにしやがれ」と呟くのを見て、「ふぅ~」と拳を振り上げて喜ぶ姿は可愛いなと思いました。

兼六園

最後に訪れたのは日本3名園の一つ兼六園でした。ちなみに日本3名園とは、石川県金沢市の兼六園、岡山県岡山市の後楽園、茨城県水戸市の偕楽園のことです。

兼六園
兼六園 by photo AC

兼六園の凄い所は、本来共存しない自然が作り出す古びた趣「蒼古」、味わい深い人工物「人力」、広々とした解放感「宏大」、うっそうとした森の静寂「幽邃」、遙か遠くを見渡す高台「眺望」、小川「水泉」といった優れた景観六つをすべて兼ね備えている所だそうです

さて、散々見つかってまったくお忍び観光できない櫻井さんを気遣ったさとみちゃんが、「割と堂々としてる方が分かんないかも」とアドバイスするのですが、続けて「(櫻井さんが)すみませんって声かけられたら、わたし逃げますので」と櫻井さんを完全に「おとり」扱いしていたのはおかしかったです。

そして、二人が向かったのは日本武尊(ヤマトタケル)像のところでした。実はこの像には鳩の糞がつかないという伝説が有り、その理由は像にヒ素が含まれており鳥などが近づかないためなのだそうです。

日本武尊像(ヤマトタケル)
日本武尊像(ヤマトタケル) by photo AC

このヒ素が多く含まれていることで鳥が近づかないというのはヒ素の毒性を鳥が知っていて近づかないのかと思ったのですが、そうでは無く、その理由はまだ解明されていないみたいです。

一応、イグノーベル賞を受賞した金沢大学名誉教授の広瀬幸雄博士の、銅像に含まれるヒ素と鉛の2つの金属が接触したことで発生する電磁波を鳥が嫌うという仮説や、ヒ素を好むバクテリアがいて人間(科学的分析装置にも)では判別できないが鳥には判別できるくらいの臭気を出しているという仮説がこちらのブログに紹介されていました。(研究と教育と追憶と展望 露本伊佐男のブログ http://tsuyu.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/nasa-8a47.html

話を戻します。日本武尊像の前で写真を撮ろうとする二人ですが、背後で観光客達が気付きざわつき始めるのを察知した櫻井さんが、さとみちゃんの肩をそっと押してその場から離れるように促します。

自らを犠牲にしてさとみちゃんを生かした櫻井さんでしたが、したたかなさとみちゃんは「しょんたくんが生け贄になっている間に告知させていただきます」と自身が出演している実写版映画進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」の告知を楽しそうに行っていました。(ノ▽^)

最後に

今回の「お忍び旅行」ですが、正直櫻井さんについては、ファンの方がみんなこれまでの「一人でのお忍び旅」を番組で見ていて知っていますし、カメラで撮影しながら観光する姿はそれだけで目立つので、なおさら気付かれやすいというハンデがあり気の毒ではありました。服装よりもカメラをなんとかしないと、これからも直ぐに気付かれてしまうのではないでしょうか?

逆にさとみちゃんは「二人でのお忍び旅」がまだ放送されていなかったため(一週間前の桐谷美玲さんとが最初)、櫻井さんが誰かと一緒にお忍び旅をしているという前知識が無い分気付かれにくかったようです。twitterのつぶやきを見ていても最初に気付いた人のつぶやきのリツイートをのぞいて、「石原さとみ」を目撃したという人はいなかったように思います。

「お忍び旅」自体は、櫻井さんの犠牲のおかげで(^_^;、さとみちゃんの金沢観光を楽しむ姿がたくさん見られたので感謝です。金沢にも行ってみたくなりました。また、こんな企画があるといいですね。

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