5→9~私に恋したお坊さん~

月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」 第3話 ネタバレ感想

さとみちゃんからLINEが来て、映画「シン・ゴジラ」がクランクアップしたとの事でした。月9との掛け持ち、今まで挑戦したことのないような難しい役ということで相当のプレッシャーの中、大変な撮影だったのだと思います。まずはお疲れ様でした。さとみちゃん曰く「度肝を抜かれる作品」とのことで凄く楽しみです。

さて、月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」第3話を見ました。

前回と違ってコミカルな部分は押さえられシリアスな雰囲気でストーリーが進んでいて、さとみちゃんがLINEで言っていたように高嶺の潤子に対する愛を感じられる回でした。

それでは、ネタバレ有りの感想を書いていきたいと思います。

潤子と高嶺

自分が正社員昇格試験に落ちたのは高嶺が仕組んだことだったと高嶺自身から聞かされた潤子は、彼のあまりに独善的な行為に悲しみと怒りを爆発させ、「どんなことがあってもあなたを好きになることはない」と高嶺に告げるのでした。

潤子を傷つけてしまった高嶺は謝罪のため自ら断食し、また、あの手この手で潤子に許しを請おうとします。

まず、高嶺が実戦したのは前回の成功体験に基づき花を贈ることでした。女性には花というのが高嶺の一番最初に思いつくプレゼントみたいですね。でも、潤子に全く相手にしてもらえず、あえなく失敗。

続いて思いついたのが潤子の大好きなカニで釣ろう作戦です。タラバガニを目一杯詰めた弁当で許してもらおうとしますが話すら聞いてもらえずに惨敗。でも潤子が「カニ」という言葉にもの凄い勢いで反応していたので、最初にカニと言っていれば少なくとも受け取ってもらえたかも知れませんね。仲直りできたかはわかりませんが。(^_^;

潤子は高嶺にもらったJIMMY CHOO(ジミーチュー)のパンプスも「靴に罪はないか」とちゃっかりキープするし、好きなものは好き、嫌なものは嫌と結構割り切った性格のようです。

さて、万策尽きた高嶺の横には同じく山渕百絵(高梨臨)につれなくされた木村アーサー(速水もこみち)が来て、お互いに顔を見合わせます。

稀代のプレイボーイであるアーサー先生から仲直りする方法を伝授される高嶺ですが、その方法とは、キスしてハグして可愛いねと言うというものでした。まだ可愛いと言ってないと気がつく高嶺、ソコじゃ無いと思うよ。

しかし、どんなに拒絶しても付きまとう高嶺に潤子は、「あなたが怖い、お願いですから、一生私の前に現れないでください」と決定的な拒絶の言葉を口にします。

失意の中、高嶺は潤子に言われたとおり一生会わないために山ごもりをする決意をします。

ところが実は正社員昇格試験で潤子を落としたのは高嶺ではなかったんですね、高嶺の祖母が他の人が受かるように仕向けたことで潤子が割を食ったと言うことだったんです。(これも偶然で実は高嶺の祖母にとっては潤子が受かってニューヨークに行った方がよかったはずなので、図らずも高嶺に協力したような形になってしまってました。)

ここ、原作からのほんとに重要な改変だと思います。これで、高嶺の印象がグッと良くなったというか変人だけれど憎めない奴になったと思うんです。

高嶺は自分の気持ちに素直なだけなんですよね。良くも悪くも自分を偽れないというか、その愛情表現の方法が間違っているだけで。

もちろんやってることは酷い事で肯定するつもりはありませんし、監禁したり相手が嫌がっているのに付きまとったりするなんて、潤子の父親(上島竜兵)からすれば帽子を床にたたきつけて、「訴えてやる!」と怒ってもいい所なんですけど、その父親も含めて潤子の周りの人々がみんな高嶺の味方で、高嶺と潤子が上手くいくように協力しているので、自然と視聴者も高嶺を応援したくなるように成るんだと思います。

だからこそラストの高嶺の愛の深さに気付いた潤子が彼を許すシーンは良かったなと思えました。

アーサーのアドバイス通りに「あなたは可愛い」から始まってハグしてキスをしようとしたところで、潤子に止められ「何してんですか、しませんよ」と、またまたお預けをくらう高嶺に爆笑しました。この二人のこういうやり取りが凄く好きです。

動き出したライバルたち

そして、これまであまり動きの無かった高嶺のライバルたちですが、潤子と高嶺が進展しそうに成ったとたん、あせったように動き出したようです。

まず、何も告げずに突然のキスで先制した三嶋ですが、あまりに唐突な行動に潤子も目を白黒させて戸惑っていました。さて、告白もなしのいきなりキスされた潤子のリアクションは以下のどれでしょう?。

ドラクエコマンド風メニュー
ドラクエコマンド風メニュー

第2話で荷物を運び出す小坊主の頭をたたくなど、意外とバイオレンスな面を持つ潤子は迷わず「なぐる」を選びそうな気がします。(^_^;

ちなみに上のコマンドの文字は「itouhiroはてなブログ」さんの「PixelMplus(ピクセル・エムプラス) ‥ 8bitビットマップふうフリーフォント」 を使用させていただきました。

そして、可憐な「男の娘」の里中由希(高田彪我)ですが、まだ正体を明かさないまま突然潤子に「告白する」と告げ、潤子が何のことみたいな顔をしていました。

ただ、これから男であることと潤子への気持ちの告白があるとしても由希の年齢から言ってこのラインは憧れの人みたいなスタンスで行くと思われるのでどちらかというと潤子の妹の寧々(恒松祐里)との可愛らしいカップルがどうなっていくかが楽しみです。

最後に、潤子の憧れの人で上司の清宮真言(田中圭)ですが、潤子の気持ち的には一番くっつく確率が高いです。しかし、清宮自身は潤子と教え子と元講師、上司と部下という関係からアーサーの助言にも「そんなんじゃない」と答えたり自分の気持ちを押さえているように見えるので、今のところ何も進展なしですね。

まあ、潤子の高嶺に対する誤解を解いてあげたり、落ちこんでいる潤子を気遣うところなど、このドラマの男性陣のなかでは一番まともで誠実な人で有ることは確かですし、告白したら即OKな雰囲気はあるので、自分の気持ちに素直になって積極的にアタックしだしたら、高嶺にとっての一番のライバルと言えるでしょう。

あ、でも公式ホームページの清宮から潤子への気持ちを示す矢印は相変わらず「変な女」のままなんですけどね。(^_^;

腐女子 山渕百絵

そして、遂にBL好きの腐女子という山渕百絵の秘密がばれました。画面一杯に「男×男?」、「年下攻めの花嫁系」、「ワンコ攻めのオヤジ受け」などの言葉が画面を埋め尽くす様に爆笑でした。

次回は、潤子と百絵、木村アーサーの3人がお寺に宿泊するそうですが、男、男、男の世界に歓喜した百絵が、「坊さん責めの英会話講師受け」とか「ハーフ責めの日本男児受け」とかの妄想を繰り広げないかと心配です。(^_^;

次回予告

第4話の予告で、病気で寝込んだらしい高嶺に対して潤子が「いいですよ」と言っているシーンがありましたが、高嶺のキスに対する熱意(?)に根負けした潤子が、「(キスしても)いいですよ」と言っているのかなと思わせておいてこれはフェイクで、結局高嶺はキスできないんだろうなと予想します。

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