地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第3話見ました。
しっかり笑えて、スカッとして、感動もあるすごく面白い回だったと思います。
これからネタバレ感想を書いていきますが、その前にさとみちゃんと山下さんの熱愛報道が出ていますので一言。私のスタンスとしては以前からさとみちゃんの恋愛には肯定派なので、もちろん本当だったら応援します。本当だったら。大体写真もないとか誤報の可能性が高いと思います。
ただ、一つの可能性としてさとみちゃんの家で5時9時会が開かれたということも考えられますね。山下さんの他に、紗栄子さんや中村アンさんなども先にさとみちゃんの家に集まっていたとか。そうであればそのうちインスタグラムやツイッターでその様子の写真を誰かがアップしくれるんじゃないかなと期待しています。
あと、第2話の感想が見当たらねーぞという方、すみません、なかなか書けないうちに1週間過ぎちゃいました。今回第2話にも少し言及していますので、ご了承ください。
悦子と藤岩
米岡光男(和田正人)と一緒に人気作家の四条真理恵(賀来千香子)のトークショーに行くことになった河野悦子(石原さとみ)。そこにいたのはゴスロリファッションに身を包んだ藤岩りおん(江口のりこ)でした。
藤岩のゴスロリファッションが唐突すぎて訳がわからないと思ったのですが、もしかすると四条真理恵の作品にはゴスロリファッションの人物が登場するのかもしれないなと思いました。
四条の作品が大好きな藤岩が、毎回アピールするためにあの格好でトークイベントに参加していたのかと思うと結構けなげな性格かもしれませんね。
そして、ゴスロリファッションを悦子が買う気満々なのが面白かった。悦子のゴスロリファッションも期待していますスタッフさん。
悦子が藤岩をどう思っているかですが、第2話のエピソードで明らかに変わりましたね。
受付で今井セシル(足立梨花)たちと話しているとき、後ろからぶつかられても怒らずに謝ったのを見て、悦子は藤岩を校閲部の先輩として尊敬していると感じました。挨拶の仕方は体育会系ののりですね。
それに悦子は結構藤岩のことが好きになってますよね。四条が丸川賞を受賞した後、「ファンがいたからこれまで頑張れた」と言われて藤岩が涙ぐむのを見て嬉しそうにしている悦子の表情からそう思いました。
第2話のシール貼りや藤岩のミスの話を通して、堅物で取っつきにけどいい人なんだとわかって悦子の藤岩に対する印象が変わって親近感を持ったと思うんです。だから、藤岩の役に立てて素直にうれしいんじゃないかなと思いました。
藤岩の「おしゃれは気分を高揚させるものだとわかりました。」を聞いて、悦子が中途採用の面接で言った「この私を雇ってくだされば、読者が待ち望んでいる企画を連発し必ずやLASSYの売り上げを復活させて見せます。」って言った言葉の意味がなんとなくわかりました。
その人にあったメイクやファッションでおしゃれをして楽しい気分になれる、もっとおしゃれをしたくなる、そんな誌面作りをすること、悦子の目指す企画ってそういうものなのかなと思いました。
それにしても藤岩がせっかくおしゃれの楽しさが分かったのに直ぐに元に戻ってしまうのは惜しい、視聴者の中にも地味な自分を変えたくてでおしゃれしたいけど急に変わったと思われるのは恥ずかしいと思っている人は沢山いると思うので、例えば1話ごとに徐々に変わっていって最後は実際に職場でも着られるようなビジネス系の服を着こなし、洗練されたおしゃれなOLになってるとか、そんなメイクやファッションって結構需要があるんじゃないんでしょうか?悦子の様な派手な感じはなかなかチャレンジングなファッションなので出来ないという人もこれなら心配ないですしね。
悦子と幸人
結構引っ張るかと思っていた折原幸人(菅田将暉)が是永是之だってことがあっさりばれてました。
幸人は作家としての自分に行き詰まりを感じていて悩んでいる感じですね、自分でも薄々自分の小説は面白くないんじゃないかと気づいていて、でも貝塚八郎(青木祟高)や森尾登代子(本田翼)を初め周りにははっきり指摘してくれる人がいなくて、だから本当のことを言ってくれそうな悦子に感想をきいたのですが、思っていたとおり「つまんなかった」って言われて分かっていてもやっぱりショックを受けていたようでした。
悦子はしまったと思ったようですが、幸人は逆にありがたかったと思うので、これから自分に何が必要か、悦子と関わっていくことでそのヒントを見いだしていこうとするのかなと思いました。
森尾のアンニュイ感
森尾には恋人がいて、でもなかなか会えない関係だということが明らかになりました。なんとなく不倫の匂い。
彼氏がいるのに幸人を自分のマンションに住まわせているし、相手がそれで嫉妬するのを狙っているのか、寂しさを紛らわせるためのペット扱いなのかも。
悦子に関してはやっぱりずかずかと自分の領域に入り込んでくるところを迷惑がっているような気がします。それに自分と同じようにやりたい仕事をしているわけじゃないのに、なんだかんだ言って楽しく仕事をしているように見える悦子にちょっと嫉妬してる感じも受けました。
全体的に気怠げな印象の森尾なんですが、その顔が花のようにパッと輝いた瞬間がありました。
それは、幸人が「パスタ作ったけど食べる」と言ったとき、子犬のような笑顔は可愛いなと思いました。
今日のスカッと
今日のスカッとポイントは、「Lassy」の編集部員が藤岩を馬鹿にして笑っているのを見た悦子が、「あだ名付けて呼ぶんじゃねーよ、この若いだけの女が」と啖呵を切ったシーン。不覚にもホロリときてしまいました。
予告を見て受付の今井セシル(足立梨花)と佐藤百合(曽田茉莉江)に向かって言ってるのかなと思いましたが、月曜ぐらいに初めて見る女優さん二人が校閲ガールに出演してるとつぶやいていたのでこっちの二人かなと思ったらあたりでした。
同じようにあだ名で呼んでいたセシルたちではなく、別の二人を用意したのは謎ですが、編集部員の二人がわざと本人に聞こえるように言っていたということでより悪質度が高いと判断したからということかなと思いました。
その後の悦子の言いたいことを吐き出してスッキリしたというように「なはぁ」って息を吐くのが可愛かったです。
第2話で出てきた花の意味
第2話で出てきたこの花のことが気になっているんですが、たぶんシール貼りを手伝ってくれた校閲部の一人一人に対する感謝を込めてそれぞれにふさわしい花言葉を持っているんだと推理しています。でも、自分は花の名前など全く知らないので調べようがないんです。どなたかわかる方がいればツイッターなどで教えてください。
次回予告
来週は予告からしてもう凄く面白そう。
悦子「弱虫ちっちから卒業するの」
藤岩「うるさい!」
悦子「さーせん」
見事に悦子のボケと藤岩の突っ込みの様式美ができあがっていて息もぴったりです。
最後の「う○この中の豆、本当にそれでよろしいんですか?」とか抱腹絶倒ものだし、凄く面白そうで楽しみです。
ちなみにさとみちゃん口から「う○こ」という言葉がでたのは、これが初めてではなく2010年10月8日に放送されたアナザースカイのオープニングでも「あ、(羊の)う○こ、踏んじゃった!」って素で言ってます。さとみちゃんのこういう飾らないところも大好きです。